広島県公立叡啓<えいけい>大学に訪問

5/22(月)~24(水)、広島県に滞在しました。
たったの3日間でしたが、濃密な3日間となりました。

初日の22日(月)はお昼に広島駅に着くと、すぐさま公立 叡啓<えいけい>大学へ。
広島駅のすぐそばにある、2021年に新設された新しい大学です。
・企業が現実に直面してる問題を扱うPBLをやりまくる
・「卒論」ではなく「卒業プロジェクト」
・すべての授業がアクティブラーニング
・リベラルアーツで文理超越
などの特徴を持ち、「社会を前向きに変えるチェンジ・メーカー」の育成に特化しているとのこと。
とても自由で尖った大学です。

ソーシャルデザイン学部学部長の保井俊之教授に、直接お話しを伺うことができました。
保井俊之教授をざっと紹介しておきますと、
『「正解」のない社会課題を問いとして立て, 世界と個人の幸福(ウェルビーイング)のために, 殻を破った発想力と直観力(デザイン思考)により, 全体の因果のつながりをとらえ(システム思考), 突き抜けてやり抜くスキル(プロジェクト・マネジメント)で, 体系立てて(システマチック)新しい価値を社会に提案する学問体系(社会システムデザイン)を研究しています。』(大学HP、教員紹介、研究に関する自己PRより抜粋)
といったお方です。
お話しに加え、大学キャンパスを余すところなく案内していただき、2時間弱もの間、お付き合いいただきました。
としちゃんこと保井俊之学部長は、とてもフランクな方で、キャンパスをめぐる間、多くの学生から声を掛けられていました。
学内に多く存在する留学生も例外ではなく、英語で楽しく会話をしていました。
親しみをこめて「としちゃん」と呼ぶ学生もいました。
「ああ、いい大学だな」
率直にそう思いました。

大学設置の背景も伺いました。

❶中高生
「叡智学園」
国際バカロレアに基づく教育
❷社会人
「県立広島大学HBMS」
イノベ―ションリーダー育成のリカレント・リスキリング教育

これらの間を埋めるものとして、「実社会の課題解決に必要となる知識・スキルを身体知として身につけられる教育体系」を構築したかったとのこと。
保井教授の熱のこもったお話しから、叡啓大学の本気度をうかがい知ることができました。
とても有意義な大学滞在となりました。

保井教授と別れ、大学を離れたあとは、食事をしながら、同行してくれた方々と共に大学滞在を振り返りました。
今回、叡啓大学訪問を手配してくれたのは、これから一緒にとあるプロジェクトを動かしていく、叡啓大学学生で「一般社団法人教育を盛り上げる会」理事の成毛侑瑠樺さん。
そして、その友人であり、これまでにない私塾の創設をめざしておられる松川拓馬さんも同行してくれました。
2人にはとても感謝しています。

鉄板の前で、お好み焼きを食べながら飲むビールは、格別なものになりました(笑)

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