中村綾花 慶應義塾大学[経済学部]

中村綾花

「規則ガチガチ」ではない塾探し

私は中1の頃から英会話を始めたこともあり元々英語自体は好きで得意科目でした。
そのためS,V等の構文、形容詞副詞など文法は学校以外では全く教わらず、他塾にも何度か足を運んだこともしばしばありましたがつまらなくて入会しませんでした。
というのもどの塾もいわゆるS,V構文、形容詞副詞などいわゆる文法を使った長文授業だったし塾内私語厳禁などのルールが決められた圧迫した空気感があったからです。
私は勉強する環境が自分のメンタルに良くも悪くも影響しやすく、自分がこの先生についていく!ときちんと決めないとモチベーションも上がらないなあと受験生ながら塾選びの時点でかなり悩んでいました。

「じぶんに合う先生」発見!

そんな中、とある塾に体験授業を申し込みました。内心いつもと同じつまらない文法授業だろうと不安でした。
しかし実際は今まで体験した授業とは全く違ってました。
具体的には先生の指名したグループに分かれてグループディスカッションをした上で先生の追加問題を解くいう全く経験したことのない授業です。
さらに先生が生徒に対して授業以外のことを話しかけていたり生徒たちも先生を信頼している雰囲気が素敵だなという印象を受けました。

やっと自分に合った先生を見つけられたなと嬉しかったのを覚えています。

梅田先生の授業を選んだ3つの理由

先生の授業の魅力は沢山ありますがその中でも3つご紹介します。
まず最初に、英文は読むだけじゃ解けない問題が沢山あることを教わりました。
私もそうでしたが一般的に解くのが難しい英文=難しい単語が多いという風潮がある気がします。
しかし大学受験の問題で最も難しいのは使われている文の言い換えを把握したり筆者のトピックセンテンスの場所を把握することではないかと思うのです。
先生はまさにそのことを大切にして教えてくださいました。「本当に英文を読むっていうのはこういうことなんだよ」と何度も伝えられました。
次に問題の背景知識を知ることで社会問題に目を向けるきっかけになりました。
英文というのは専門家が書いたものだから、何を言おうとしているか考えてごらんと言うのがよく先生のおっしゃることでした。
それをきっかけに「大学側が高校生に伝えたいメッセージとは何か」を考え、政治経済、文化、哲学など幅広い範囲の問題に出会い、「もっといろんなことを勉強したい!」と思うくらい楽しい授業でした。
最後に先生は1人1人の生徒に向き合って一緒に対策をしてくれます。
受験本番前はどうしても分からない入試問題は個別で教えてくださいました。
お忙しいのにも関わらず付き合って下さってありがとうございました。
たった1人の生徒のために相談に乗ってくださった先生には感謝でいっぱいです。

「主体性」「思考力」「多角的なものの見方」そして合格へ

英語の得意不得意に関わらず先生の授業はおすすめです。
どんな問題も自分で思考する能力がある程度ないと問題の正解は導き出せないことが多々あるからです。
私も初めは正直、グループでディスカッションするのは楽しいけれど受験勉強に本当に役立つのか?と半信半疑でした。
しかし主体的に思考する能力は赤本を解くときにすがりついて考えようとする心持ちになれましたし、意見をシェアすることで違ったものの見方、答えの導き方を学びました
先生の授業を一年間通して、英語を更に好きになりました。
クラスの落ち着いた雰囲気、先生のプリントを繰り返し復習したことで受験本番も特に緊張することなくのぞめましたし、望んでいた合格結果を出せたと思います。
先生には感謝でいっぱいです。ありがとうございました。

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